2021年07月24日

オリンピック強行、この国に民主主義はあるのか

 世界的なコロナ禍の下で、国内では感染者が急増する緊急事態宣言の中でオリンピック開会式が行われた。国民には自粛生活を続けることを求め、飲食店には休業要請を出す中で、感染拡大を危惧する専門家の提言を無視してオリンピックは強行開催された。

 医療関係者の心配の声や多くの国民の反対、不安、疑問に対して丁寧で納得のいく説明はこれまで一度もされていない。唯々「安全安心」の言葉を繰り返すだけで、どのように安全が確保され安心な状態が保障されるのか具体的な内容は全く分からないままだ。

 加えてIOCバッハ会長の「オリンピック開催はコロナについては0リスクだ」というエビデンスに欠ける強弁に対しても誰も反論できていない。

 こうしたこれまでの経過を見ているとこれは国会において何度となく見せられてきた与党による法案の「強行採決」と何の変わりがないことに気づく。

 国内政治における日常茶飯事は、「世界のオリンピック」であっても同じ扱いになるのだということを改めて受け止めざるを得ない。



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s999n7999 at 10:39│Comments(0)9条の会・浦安NEWS 

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